介護ありがとう

毎日の介護をしてくれるあなたへ

処分ありがとう

何十年も前の服や

痩せてしまって明らかに着られない服でも

その買った経緯と値段を覚えているから

歴史があって思い出があって

とてもじゃないが捨てられない。

 

そんな大量の服や物を

分からないように捨ててくれてありがとう。

 

捨てていい?って聞かれたら

まだとっておいてと答えるから

何一つ進まないけど

知らないうちになくなっていたら

その服の存在は忘れている。

 

つまりもういらないんだ。

 

そんな数々の服や物を

そっと捨ててくれてありがとう。

 

豊田久乃